Q ミャンマーはいくらで旅行出来ますか? |
A
ミャンマーはアジアでも物価の安い国です。一週間の個人旅行を組むとします。
まず、往復航空券がマレーシア航空などの利用で平均60000円。ビザ代が日本取得で3000円。そして宿泊は安宿をメインとすると相場は平均5$も出せはバス、トイレ付きの部屋に泊まれるとして、6日で30$。交通費としてバガン往復と各地のサイカー、タクシーチャーター金額として1日5$、7日で35$。
食費は一日5$、7日で35$。最後に、シュエダゴン・パヤーなどの参拝料がバガンを訪問するのも合わせて全部で40$。出国税が10$。
1$=120円、1000Kとして換算すると、
60000(往復航空券)+4200(ビザ代+出国税)+14000(滞在費)
=78200円
なんと、約80000円で、ミャンマー一週間の旅が出来上がり!しかもこの値段は少々高めに設定してあるので、工夫すればモット安くいけます。
しかも、タイのバンコクからならバンコク、ヤンゴン往復で約20000円。さらに安く旅が出来ますよ。 |
Q ミャンマーは危険な国? |
A
ミャンマーは少なくとも日本以上に治安の良い国です。それどころか、東南アジア諸国で良く聞かれる旅行者相手の詐欺やスリから、釣り銭詐欺、両替詐欺などは聞いたことがありません。
それはなぜかと申しますと、第一に日本人には信じられないほど敬謙な仏教徒で、教義により、犯罪が固く禁じられている事があります。第二にミャンマーの警察力は非常に強力で、罪を犯した者には非常に大きなペナルティが科せられる為です。第三に旅行産業が発達してないので旅行者に慣れていないので、他の国で良くある旅行者目当ての犯罪者が極端に少ない事です。
旅行という観点からも、交通手段に関しては、飛行機、列車、バス、船が各地を網羅しており、設備面からも、決して良いとは言えませんが、まず問題無く各地へ移動する事が出来ます。ホテルも、安宿から高級ホテルまで、他の東南アジア以上に格安で泊まる事が出来ます。そして生活必需品もタイ製品が数多く出回っていて、大抵のものは日本と同じレベルのものが手に入ります。
以上より、
普段のイメージとはまったく違って、危険どころか、快適に旅行が出来る国です。
かといって、旅行における最低限の注意は必要です。 |
Q 女性一人でも大丈夫? |
A
一人でもまったく問題無いです。
上の項で書いた様に、旅行者にとっては安全で旅のし易い国です。治安面で言えば、日本よりも治安が良いでしょう。実際他の国に比べて、全体の旅行者の数も少ないせいか女性の旅行者の比率は高いです。
しかし、この国では、女性にとって旅行しずらい面もあります。それは、ミャンマーではやはり仏教の教えから、女性の肌の露出が厳禁の所です。最低限として半袖、長ズボン以上の露出は避けましょう。これはマナーとして絶対守らなければなりません。 |
Q どうやって移動したら良い? |
A
まず、基本となるのはバスです。国内の主な場所へ路線が有り、値段も最も安く、時間も割と正確です。また、観光地ではホテルで予約ができ、送迎サービスもある場合が多いです。参考までに、ヤンゴン、バガン間のバスは約$6です。慢性的に混雑していますので、最低前日までに予約を取りましょう。 但し、バス旅行に慣れていない人にはちょっとハードです。
次に、短期旅行者や、長距離を移動する方は、飛行機がお勧めです。値段は$100前後ですが、主な観光地は、1日数本フライトがあり、便利です。但し、フライトは天候によって欠航、遅延が多く、利用する際には、安全面より、エアーマンダレー以外の航空会社は避けましょう。また、団体観光客が多く利用する為、満員の場合も有り、早めの予約が必要です。
列車での旅は、寝台などを利用するとかなり快適。一度旅行の醍醐味を経験するのも良いのでは。
その他は列車、船が有ります。どちらも値段が設備に対して値段が非常に高く、移動手段としてはお勧め出来ません。但し、マンダレーからの川下りやゴッティ鉄橋など、観光名所としての利用方法もあるので、機会がある方は一度は利用してみては。
最後に2、3人で移動する際にはタクシーのチャーターがお勧めです。例えば、ヤンゴン、バガン間$100など人数がそろえば早く、快適に移動出来ます。さらに期間を決めて、ガイド付きでチャーターする事も出来ます。1日$20−50。 |
Q ミャンマーへはどうやって行けば良い? |
A
まず、日本からミャンマーへの行き方ですが、今の所、直行便はありません。よってバンコク(タイ)経由便の利用がお勧めです。経由便なら全日空、タイ航空、マレーシアエアライン、中華国際航空などが便利です。
自由旅行の方なら同じくバンコク(タイ)などから気軽に訪れる事が出来ます。例えば、ミャンマー国際航空やタイ航空で6,000B前後(日本円で約2万円)で往復する事が出来ます。
もう一つの入国方法としてタイ国境からの同日陸路入国が出来る場所があります。例えばタイのチェンマイからさらに北のメーサイからタチレクへの入国。ちょっとミャンマーの雰囲気が味わえます。 |
Q 泊まるところは? |
A
ミャンマーは1997年の観光年前後からホテルがかなり建設され、各地に十分な数の施設があります。グレードも様々で、日系の高級ホテルグループから安宿と呼ばれるゲストハウスまで、様々な料金とタイプのホテルがあります。
しかも例えば日本の1万円程度のビジネスホテルと同じ設備のホテルならミャンマーなら3,000円前後、さらに安宿と言ってもシャワー、クーラー付で1,000円程度で泊まる事が出来ます。
設備面も新しい施設が多く、他の東南アジアと比べて安価で綺麗なものが殆どです。
では実際に泊まる前には、特に予約などは必要ないです。殆どのホテルで満室になることなんてまずないです。まずガイドブックやこのサイトでホテルを事前にチェックしておいて、いざ空港に着いたら、タクシーで目的のホテルに向かいましょう。タクシーの運転手や場所によっては客引きなどが居ます。実際にホテルを見て決めるのも良いです。 |
Q 食事は? |
A
ミャンマー料理は脂っこくて日本人の口に合わないといいますが、その通りです。
といっても、ミャンマーにもさまざまな料理があり、皆さんの口に合う食事もありますよ。
例えばシャン料理、タイ料理に通じるこの料理は、魚料理を中心としていて、脂っこくなく、とてもおいしいですよ。ミャンマーの各地で食べることが出来ます。ほかにも中華料理、インド料理などもミャンマー風にアレンジした専門店が各地にあります。さらに日本のファーストフードのようなチェーン店もかなりの数がありますし、マーケットや市内中心部では屋台が数多く出ているので、好きなものを選んで食べるのは楽しいですよ。
冒頭にミャンマー料理は口に合わないといいましたが、外国人の口に合うようにアレンジしたミャンマー料理店も数多くあります。ガイドブックやホテルでたずねたりして、ぜひミャンマー料理もチャレンジしてほしいです。食事も旅の一部ですから、無理せず、いろいろチャレンジしてみてくださいね。 |
Q 入域料とは? |
A
ミャンマーでは一部のエリアに、入域料というものが設定されています。
入域料とは、特定のエリアに観光に入る際、外国人旅行者に設定されている観光税です。税金ですので、払う必要があります。その料金はバガン10ドル、マンダレー10ドルなどです。それぞれ、空港や、陸路なら、チェックポイントや、宿泊先のホテルなどで支払います。
これを支払わないと、そのエリアに入ることが出来ないのでご注意ください。 |