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一 日 目 <バンコク → ヤンゴン> 9時40分のフライトでバンコクを発ち、ヤンゴン国際空港に11時40分に到着、便に乗り合わせた旅行者は2、3人、日本人は私一人。まあいつものことだが、空港はとても心配だ!とか言いつつパスポートチェックを無事通過した私は、待っていましたとばかり強制両替の魔の手へ、<強制両替というのは、ミャンマーに外国人が入国する際、300米ドルを国内通貨300FECに両替しなければならないという最低最悪の世界唯一の規則です。> 正面突破を試みたがあえなく撃沈、両替カウンターへ。それなら作戦第二弾、すっとぼけ作戦へ、2人並ぶ女性職員、何を聞かれてもわからない、英語話せません、とねばる。だが相手も強者、絶対諦めようとせず、食い下がる。こうなりゃ第三弾、値切り作戦。私は用意していた$150を出すと、私はこれしか持ってないので、これだけ両替して下さいと言うと、2人は困った様子でひそひそと。しばし待つと、いきなり小声で、いくらか払えばそのまま通っていいと言うではないか。意外な展開。じゃあ$1、だめだ$5、高いなー、脳みそフル回転、どーせ両替したら手数料$2取られる。結局$3取られるならまあいいっか。そして$5払うと何とすんなりと外へ出られた! 何と解りやすい国なのだ、と良い方へ解釈した私は、タクシーの客引きの波の中へ、それをなんとかかわし、MTTのインフォメーションで地図をget!ここでタクシー料金を聞くと、市内へは$5とか、、、。めちゃ高い。さっさと出て取り巻く客引きと交渉、市内まで$2らしい。その中で英語達者なドライバーと、2つのパヤーを廻りつつ、$3と言うことで決着。いざミャンマー市内へ。タクシーに乗るとすぐに風景はミャンマーぽいとても田舎な雰囲気、とても良い。うーんこの国は良いぞと思いつつ、一つ目のカバーエ・パヤーへ。ほー中々、でもブッダの後ろで丸く光る電球はヤメテほしい。2つ目チャックハットジー。ここの寝釈迦がミャンマー1大きいと言うが、大きいものの地味でした。 そんなこんなで、英国コロニアル風の市内に入ると、すぐに目指す Tokyo Guest Houseへ到着。 ホテルのオーナー金子さんは良い感じの人で、$8だが快適な、クーラーの付いたシングルへチェックイン。ついたとたん、ロビーでくつろぎ過ぎ、そこにいたSさんと、とりとめのない話をしながら、3時ぐらいまで中国茶を飲んでしまった!その後、なんとか重い腰を上げ、市内散歩へ。 市内を散歩すると、、、本当にこの国は面白い。他の東南アジア諸国と比べて、50年代の植民地時代の様な雰囲気を残しつつ、ゲームセンターがあったり、スーパーがあったりといろいろな姿を見せてくれる。あと、すぐ気が付いたのだが、この国の人は皆、ロンジーという風呂敷きみたいな布をに巻いていて、ジーパンをはいているのは通りを歩いていて私一人。とても目立つ。これは何とかしなければと思い、まず市場へ行き、両替とロンジー購入へ。アウンサウン市場に着くと、中々良いマーケットで、様々な物が売っていて、見物するのに飽きない。なんとなく両替商を探していたが、うっそーん、これが全然無い、そして聞いていた両替屋も見当たらない。それで奥の手、ドルキャッシュを手にぴらぴらさせて歩いていると、タクの運ちゃんが、タクシーかと聞いてきた。Exchangeだというと、2、3人集まってきてこっちだと言う。ついていくと、そこはシルク屋。なるほど、ミャンマーは両替商は禁止、ブラックマーケットなので、こういう形でこっそりやっているのか、と思いつつ交渉する。聞くと、TCはダメで、日本円はレートが悪すぎて役に立たない。結局ドルキャッシュのみ有効で、$1=342K(当時のレート、現在は900前後)で両替、そしてロンジーも600Kで購入成功。その後、駅の北口に有る、Leo Express 社で、マンダレー行き翌日バスチケット入手。これでなんとか旅の形が出来ました。 宿に帰ると、何と停電中。聞くと1日の半分は停電で、皆発電機を使って電気をつけていると、クーラーまでは使えずとても暑い。とりあえず、宿で会ったSさんとH君と、7時に金子オーナーのやっている近くのレストランへ。レストランで話していると、2人とも非行動派で、H君はなんと一週間もヤンゴンに埋没してるとの事。その時は、この人達何やってるんだろー、と行動派の私は思ったのだが、、、。でも、人の旅はその人のもの、色々な楽しみ方があるのです、だから旅は面白い。 第 二 日 目 <ヤンゴン → マンダレー> ふぅ、昨日は地球の歩きかたを借りて、2時まで起きていたっ。オレってこんなにまめだったけっ、なんて考えつつ、くーらー病で中々起きれない。やっと9時前に起き、ロビーにいくと、H君はとっくに起きていて、Sサンはもう出かけたと。なぬー、、、。 ずいぶん前から目の前にあるような、そして、近づいてみると、その大きさにびっくりする。ヤンゴンのシンボル、シュエダゴン。あまりにも神々しい。参道をわくわくしながら登る、そうこうするうち、パヤーの立つ丘の頂上へ。 written by new |
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