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第 九 日 目 <ニャウンシュエ(オベリアス山トレッキング)> 今日は朝からトレッキング($5)。車で行くのかと思ったら、ガイドが、ここからあの山まで歩いていくんだと言う。うっそーん!うげっと思ったが、どうにもならなそうなので、黙ってついていく。ガイドの名前はタンゲンと言って、24歳だそうだ。けっこう親切でイイ奴だが、英語が私よりイマイチで、ちょっと頼りないぞー。一時間ほど歩いてやっと山の麓へ。まあ快適にここまでは来たが、タンゲンに聞くと、少数民族のパオ族の村まであと二時間かかるという。ここに来て日差しが強くなってきて、結構きつい。ちなみに山へトレッキングを行う場合、政府へエントランスフィー500Kを払い、必ずグループに二人のガイドが必要だとの事。なんと私一人に$5で二人のガイドが付いているのだ! とりあえず山を登っていくと、結構パノラマが開けてくる。中々良い眺めだ
が、あまり見る余裕が無い。途中、牛と何度もすれ違ったが、スゴイでかい牛の上にちっちゃな子どもがちょこんと座って散歩してたり、とてもファニーな風景が見られた。ここの動物や子供達は本当にかわいー!3時間かけて頂上へ着くと、けっこう
空気はひんやりしていて気持ち良い。パオ族の学校を覗いたり、民家に入ってお茶したり、まあまあ堪能した後、ビューポイントである丘の上のパヤーへ昼食を取りに行った。昼食後、早速丘の見晴らしの良い場所へ、景色を見に行ったが、ここは、イ
ンレー湖やニャウンシュエが上から一望出来、最高に気持ちの良い所だ。その後もう一つ村へ入ったりして、山を後にした。結局、往復6時間、見学3時間の山登り!だったが、ガイドのタンゲンの陽気さもあって、まあまあ楽しめたかなー。でもタンゲンもう少し英語勉強しろよなー。 今日はヤンゴン行きのバスが取れなかったので、一日余計に滞在する事に。朝7時、フローティングマーケットを見に行くため、船着場へ。だが、皆ホテル単位で船を借りていたり、カップルだったりして、中々同乗出来る人がいない。20分ほど粘って、やっとスイス人のカップルとシェア出来る事に。男性の方はこれからアジアを廻って、ニュージーランドで医者をするとの事。 結局昼前に宿に戻ってきて、午後から街の散策。そろそろ土産も買わないと、と思い、お茶やニョクマムなどを買った。マーケットは今日は市の立つ日ではないので、閑散としている。ちょっと気まぐれで、市場でラーメンを食べてみた。これがめちゃくちゃうまいっ!!鳥ベースのスープにココナッツや数種類の香辛料を加え、さっと茹でた白い太麺を入れる。これがコクがあって辛くなく、油濃くないので、さーっと食えてしまう(50K)。こういうのはやはり素材がうまいからなあ、、、。夜はちょっとチャットが余りぎみなのと、たまには良い物を食おうと思い、シャンランドというシャン料理屋へ、シャン料理とは中国系の人々のビルマ風にアレンジした料理で、主に魚料理が多い。今回は750K出して、スチームフィッシュを頼ん だ。すると、じゅうじゅうと音を立てて、炭火の上に魚を乗せた鉄板が運ばれてきた。結構本格的。味もピリ辛いスープに魚のダシが出ていて、結構いけるっ!本当にインレー湖に来てから飯の外れが無い。 帰りに宿の近くまで来ると、遠くから音楽が聞こえる。近くまで行ってみると、GOLD STAR HOTELという所で、シャンダンスをやっていた。結構な人だかりの中、激 しくダンスをしている。音楽も数人が歌いながらやっていて、気合が入っていてとてもいい感じ。ダンスの間に剣や炎の舞踊が入ったり、特に2匹の鹿の様な動物(二人で一 匹を演じている)が激しく争い、ビールを飲んだり、火をつけたり、本当に面白い。自分としてはこの旅で一番の民族舞踊を見る事が出来た気がした。そんなこんなで、宿に帰ってふとベランダに立って星空を眺めていると、中央にオレンジの星が見える。何の星かなと思って眺めていると、その星がちょっとずつ高度を下げ、近づいて来る。これは昨日見たものと一緒ではないかっ!!宿の人にあれは何かと尋ねたが、分からないと、まったく関心がない。そしてまた急に高度を下げ、地平線に落ちた。またUFOだっ。一度ならず二度も見るとは、、、帰ったら矢追順一にでも聞いてみたい。まあ、今日はゆっくりできて、旅の疲れが取れた一日デアッタ。 written by new |
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