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![]() 村には医者がいなかった。 若い看護婦が一人だけ。 7才のイームーの案内で近所を散歩していたとき、 ある家の前でやせてシワクチャなおばさんに手招きされた。 小さなイームーが神妙な顔でおばさんの話を聞いている。 イームーの「えっ?!」という声にちょっとおどろいた。 なんだ、なんだ? おばさんに手招きされて家の中をのぞく。 イームーがひとさし指を口にあてて静かにと合図する。 おばさんの指さす方向に目をやると布巾のかかった竹の籠。 蒸かした芋? イームーがそぉーっと布巾をめくると、なんとそこには小さな小さな赤ん坊。 たった今、産まれたばかりの彼女の孫だという。 かたわらのヤカンやタライがお産を物語る。 母親はどこ? 私を導くおばさんのやせた背中越しに見た光景。 太陽の下、若い女がバケツ片手に水を浴びている。
続く、、、。 written by ザジゴン |
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