TRAFFIC
 
┃交通情報

ミャンマーを訪れる際、悩みの一つが移動手段です。ミャンマーというお国柄、移動は他の国より難しい面があります。ただそれも一つの楽しみ。どうせなら色々な交通機関を使って、移動も旅の醍醐味として、ミャンマーで流れる時間と共にミャンマーらしい旅をしましょう。

飛行機 鉄道 バス レンタカー その他 市内移動
 
AIR

┃飛行機

 
特徴 ・ヤンゴンを中心に主要都市へは1日4、5便のフライトがあり、旅行者には大変便利な交通手段。
・ハイシーズン(10月-4月)とローシーズン(5月-9月)では2、3割料金が変わるが、欠航も多くなる。
長所 ・移動時間が節約出来、忙しい人には最適。
・天候の影響はあまり受けない。
短所

・料金は他の交通機関と比べてかなり割高。
・地方への便や雨季の午後便は欠航や時刻変更が頻繁に発生し、最悪の場合は日程が大きく狂ってしまう場合がある。
・マンダレーやインレー湖は空港が街からかなり遠く、余計な出費と時間が掛かる。

注意点 ・2009年より利用客が増えご希望の便の予約が出来ないケースが出ているので、日程が決まり次第早めに予約する事。
・なるべく民間で整備の行き届いているエアーバガン、エアーマンダレーかヤンゴンエアーの利用をお勧めします。
チケット ・旅行会社、航空会社のオフィス、代理店、MTTなどで購入が出来る。
就航会社
エア・バガン 時刻表チェック (公式ページ)
エア・マンダレー 時刻表チェック (公式ページ)
エア・カンボーザ  
エシアン・ウィングス  
ミャンマー航空 ローカル路線以外はサービスも悪く料金も高いのでお勧めしない
※航空会社は上記の5社ですが、各社とも機材や料金、サービスの差は殆ありません。
その他 マンダレーやヘーホー(インレー湖)空港は、市街からかなり離れていますので下記の情報をご参考に。
マンダレー空港 空港からマンダレー市内へは50km程で、公共の交通機関はありません。チャーター車やタクシーでの移動となる。
ヘーホー空港 空港からニャウンシュエ(インレー湖畔)まで、車で1時間程。インレー湖へのバス利用の場合は、シュエニャウンのバス停で下車。タウンジーの西40kmにある。

┃航空券料金表
下記の運賃はMyanmar PLG社の割引料金、2011年5月1日から2011年9月30日まで有効。
出発地 目的地 エア・バガン(W9) エア・カンボーザ(KZ) エシアン・ウィングス(AW) エア・マンダレー(6T)
Yangon Mandalay 91 91 91  
Nyaung U 84 84 84  
Heho 84 84 84  
Sittway 113   113  
Thandwe 86   86  
Tachileik 144   144  
Kyaing Tong 144   144  
Chiang Mai        
Chiang Mai (往復)        
Patein -      
Dawei 119   119  
Myeik 130 103 130  
Kawthaung 171   171  
Myitkyina 163   163  
Putao 198   198  
Naypyitaw 91   91  
Kalay 156   156  
Lashio 145   145  
Nyaung U Mandalay 41 41 41  
Heho 62 62 62  
Patein -      
Thandwe -      
Mandalay Nyaung U 41 41 41  
Heho 41 41 41  
Tachileik 109   109  
Kyaing Tong 109   109  

Putao

113   113  
Patein -      
Thandwe -      
Naypyitaw 58   58  
Kalay 98   98  

Lashio

74   74  
Myitkyina 107   107  
Heho Mandalay 41 41 41  
Thandwe -      
Tachileik 98   98  

Kyaing Tong

98   98  
Patein -      
Thandwe Sittway 77   77  
Patein -      
Tachileik

Kyaing Tong

50   50  
Dawei Myeik        

Kawthaung

       
Myeik Kawthaung        
Myitkyina

Putao

69   69  
Naypyitaw Mandalay 58   58  
Nyaung U -      
Heho 58   58  
Kyaing Tong -      
Lashio -      
Myitkyina -      
※主にエアバガン(W9)、エシアンウィングス(AW)、エアカンボーザ(KZ)の各社は同一料金で、エアーマンダレー(6T)のみ別料金です。

Train

┃鉄道

 
特徴 ・ミャンマー全土を広くカバーしていて、もちろん旅行者も利用出来る。
長所 ・寝台で快適に旅をしたい人や、鉄道の旅を満喫したい人にはとても魅力的である。
・社内に売り子が居たり、駅に到着すると売り子が来るので、食べ物、飲み物に困らない。
短所 ・外国人料金が適用される為、同じ路線を結ぶバスに比べてかなり高額である。
・出発時間及び到着時間共によく遅れる。
・縦揺れや横揺れが激しく、騒音もひどい場合がある。
注意点 ・お勧めはやはりヤンゴン-マンダレー間で、本数も多い。
・夜行列車がお勧めです。
・一部の路線には未だ蒸気機関車が走っていて、それを目当てに訪れる人も居る程。
・トイレは汚い事が多く、紙も無い事が多いので、トイレットペーパーを持参しよう。
チケット ・ヤンゴンの場合、ヤンゴン中央駅にあるチケット販売センターで購入可。
営業時間: 06:00−16:00
UPPER CLASS: 3日前より ORDINARY CLASS: 1日前より ※旅行会社に頼めば、5日前より予約可能。
※各都市によって状況が変わるので要確認。

┃料金表  Yangonから (2011/1)

出発地 目的地 シート 寝台 時刻表 時間
Yangon Mandalay (Special Express) 29up 35 40 04:30 15
Mandalay (Special Express) 33up 35 40 12:45 15
Mandalay (Express) 5up
3up
11up
30 33 05:00
05:30
06:00
15
Bago 5up
3up
11up
5   05:00
05:30
06:00
2
Taungoo 5up
3up
11up
16   05:00
05:30
06:00
6:15
33up 17   12:45
Pyinmana 29up
33up
21 28 04:30
12:45
8:45
5up
3up
11up
20 27 05:00
05:30
06:00
Thazi 33up 32 40 12:45 12
5up
3up
11up
25 33 05:00
05:30
06:00
Pyay 71up 15   13:00 8:30
 
チケットは原則として、前日までに手配しましょう。空席があれば当日に買う事も出来ます。
※金額は全てアッパークラスのチケットです。
※単位は全てUSドルです。
※所要時間は1時間単位です。
※普通車両のチケットは外国人観光客には販売しておりません。

┃蒸気機関車
以前はミャンマー各地で見ることの出来た蒸気機関車ですが、現在は、BagoとMartabanの定期(毎日)長距離列車と不定期の鉱石貨物列車が蒸気機関車で運行されているだけとなっています。但し、運行がディーゼル機関車に変更される場合もありますので、運転状況は必ず現地でご確認ください。

ヤンゴン環状線でチャーター専用の蒸気機関車があります。ST型といいまして、3年前に復元しました。1948年イギリス製です。他にもバゴーの機関区から機関車を持って来て走れせる事も可能で、ミャンマー国鉄は海外の鉄道ファンのチャーター運転に力を入れてます。日本のグループより、イギリスやドイツのグループのチャーターが多いです。利用してみては如何でしょうか?


Ship

┃船


特徴 ・エーヤワディ川を始め、河川沿いの都市を繋いでいる。
長所 ・モンユワ-バガン、マンダレー-バガン間は利便性もよく、多くの旅行者が利用している。
・余り揺れたり騒がしくないので、快適な旅ができる。
・川下りの路線を選べば、路線によってはバスより速く快適。
短所 ・それ以外のルートは値段も高く不便なのでお勧めしない。
・時間もかかり、値段もバスと比べるとかなり高価なので、あくまでも観光目的で利用しよう。
・基本的に川が流れる場所なので、利用出来る区間が限られている。
・下りと上りで到着時間が大きく異なる。
・使用されている船は非常に古い船が多く、遅い。
・外国人料金が適用され高い。その分良い席が充てがわれるので、快適ではある。
注意点 ・ガパリなど、アンダマン海沿いは道路も無いので、大変有効な交通手段である。
・ヤンゴン、パティンなどエーヤワディデルタ地帯も便が良い。
・ミャウウーでは飛行機以外は船でしか行く事が出来ない。
・外国人に解放されていない路線もあるので注意。
 
┃エーヤワディ川沿いの運行予定、料金表

Mandalay バガンへの船
ピンロー号(水・日発)、デッキUS$10、個室US$30(定員2名相部屋)、5:30発/19:30着。
シェケンリー号(火・木・金・土発)、デッキUS$18のみ。6:00発/15:00着。
Bagan ピーへ船がある(2日)。その他の地域へはお勧めしない。
Pyay バガンから船でもアクセス出来る。(2日)。
ヤンゴンからもあるが、3.4日かかるのでお勧めしない。 

┃Shwekeinnery Ship

ミャンマーの北から南へと内陸川に沿って運行を予定される3隻の運行用客船。1947年製コロニアル式汽船で、2006年、全客船の改修後、船上グルメレストランが各客船に取り入れられました。2つの古代都市、ミィンムとパコックに寄航します。

メインデッキには客席が並び、特にサンデッキからのんびりと日焼けしながらエーヤワデイ川沿いの人々の生活風景や歴代的建物などの素晴らしい景色を眺める事が出来るのが特徴。上デッキにあるダインニングホールはゆったりとリラックスしながら美味しい料理と飲み物を飲食できるなど、豪華な旅が出来ます。

┃時刻表
出発 到着
Mandalay (Gawwein Jetty)

07:00

Bagan (Shwe Kunchar-Old Bagan)

17:30

Bagan (Nyaung U Jetty)

05:30

Mandalay (Gawwein Jetty)

18:30


┃料金
出発 到着 PLG.特別料金 (USドル)
Mandalay/Myin Mu Bagan/Nyaung U US $38
Bagan/Nyaung U Mandalay/Myin Mu US $38

Rent A Car

┃レンタカー

レンタカーといっても、旅行者が直接車をレンタルして、運転する事は出来ません。基本的にはドライバーとガイドの2人を含め、車を借りるという事で、ハイヤーを頼む感覚です。かといって下記にあるように、想像以上にリーズナブルで、当然融通も利くので、こういった形でミャンマー旅行のをする旅行者は結構多いです。

┃ヤンゴン近郊レンタカー料金 - Myanmar PLG社の料金

特徴 ・ハイヤーで自分のあった目的、旅程通りに旅する事が出来る。
長所 ・かなり融通が利き、ガイドもベテランが多いので、なかなかいけないオススメの場所に行けたりと自由度が高い。
・ガイドと仲良くなれるので、ミャンマーの友人を作るのに最適。飛行機が飛んでいない地域にも簡単にアクセス出来る。
短所 ・それなりに値段が張る。しかし、他の国と比較すれば安い。
・飛行機に比べると遅い。飛行機に比べれば乗り心地が悪い。
注意点 ・2人以上で旅行すればそれほど高い旅行にはなりません。
・1日ホテル、移動費、食費込みでいくらといった形の契約も出来、満足度が高い旅が出来ます。
・交渉の仕方として、空港で客引きをしているタクシーに乗ると、必ずチャーターしないかと誘って来るが、吹っかけて来る事が多いので、ホテルなどで相談してチャーターしてもらおう。何かあった場合、クレームをつける事ができるので、安全だろう。
タクシー
チャーター
・都市間を移動する手段として、タクシーをチャーターするという方法もある。
・チケットの売り切れなど、その他の交通手段が使えない場合、最後の手段として利用しよう。
・2人いれば飛行機よりかなり割安です。鉄道と同程度。

旅程 乗用車(2人) ミニバン(4人) ハイエース(6人) ライトバン
1日 半日 1日 半日 1日 半日
1 ヤンゴン市内観光 50 35 60 45 85 60 -
2 タンリン観光 75 - 80 - 110 - -
3 バゴー観光 90 - 240 - 290 - -
4 ロガー自然公園(ヤンゴン近郊) 75 - 80 - 110 - -
5 空港送迎(空港←→ヤンゴン市内、約40分) - 25 - 30 - 35 -
6 ヤンゴン・チャイティーヨ日帰り往復 215 - 265 - 335 - -
7 ヤンゴン・ピィ日帰り往復 265 - 335 - 410 - -
8 1時間単位の料金 8〜 - - - - - -
9 超過料金(1時間) 5〜 - 7〜 - 9〜 - -

※注意
1日 = 10時間 半日 = 6時間以内
3時間以内であれば1時間毎の料金がかかります。
※ドライバーを含んだ料金。

Other

┃その他
 
その他、都市間を移動する手段として、タクシーをチャーターするという方法もある。ガイド付きの車を1日$15-$80で一台チャーターする事ができ、普通旅行者が中々訪れる事のできない場所まで行く事ができ、金銭面を除けば理想的な旅が出来るだろう。

交渉の仕方として、空港で客引きをしているタクシーに乗ると、必ずチャーターしないかと誘って来るが、吹っかけて来る事が多いので、ホテルなどで相談してチャーターしてもらおう。何かあった場合、クレームをつける事が出来るので、安全だろう。

City

┃市内移動


街中の移動は、ヤンゴンをはじめ殆どの場所は徒歩での移動が可能です。但し日中は非常に暑く、熱射病にもなりかねないので、歩いて回りたい方は朝方か夕方に出歩くと良いと思います。自転車というのも便利です。何しろ安いですし、長距離の移動が出来ますしね。ホテルで聞いてみてください。

もし乗りもに乗るのであれば、サイカーと呼ばれる人力のリアカーが街中を走っているので、これに乗って移動するのもお勧めです。値段も日本人の感覚から行くと安いですしね。また、タクシーも利用しましょう。もし時間が無いのであれば市内観光もタクシーをチャーターする事がお勧めですよ。街から街、バスターミナルへの移動にはバスも有効です。どのバスでドコにいけるかきちんと把握する事と、バスのルート表示がミャンマー語なので、車掌に必ず番号と自分の目的地に行くか確認しましょう。



この情報は、料金や場所など、変更の可能性のある情報もあります。よって、詳細に関しては必ず現地で確認し、こちらの情報はあくまでも旅の参考に留めて下さい。また、新しい情報、変更となった情報などがありましたら、 ぜひ、メールでご連絡下さい。またフォローされてない事項に関しては、作者の出来る範囲でお応え致しますので、 気軽にメールでご連絡して下さい。

アジアの黄昏 管理人

 
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