Requiem 4 マンダレー行きのバスで、2 「ガイドなんていなくても旅は出来るだろう。」 そう思われる方もいるだろう。 しかし私はのっぽと出会い、ガイドを雇ったことにより、一人で旅する場合の 200 %超の満足を得ることができた。 まず誰も知らない所へ行くことができたこと。 通訳を介するとはいえ滞在先で相応のコミュニケーションをとれたこと。 仮にこのガイドを探すことができず、「思いつき行動人間」と「鉄壁守り人間」の私たち二人だけでは旅をつづけることはムリだったと思う。
私とのっぽそしてガイド、それぞれ国籍、境遇すべて違うが、 「来るもの拒まず去るもの追わず」 相手に望むこと、期待すること一切ない。 私たちは独立した一人の人間として旅をした。 すべての責任は選択した本人にある。 よってその後彼らを思い出すこともないし、どこでどうしているのかもわからない。 正直彼らが何をしてようとかまわない。 キレイ事を言ってみればどこかで生きていればそれでいい。 written by ザジゴン |
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