KYAINGTONG
 
概要

┃概観
シャン州の東北部の都市、チャイントォンは、町というよりは大きな村といった感じで、旅行者ズレをまったくしてないので、とても素朴で、なんとも居心地の良い町。温泉も有名。街はナウントーン湖を中心に広がっており、落ち着い佇まい。また、この地は少数民族が数多く暮らす地域で、シャンの他、アカ、パラウンなど様々な民族が住む民族のる坩堝。周辺の民族が集まる市場は必見。

この町が旅行者に比較的知られているのは、タイ国境から160kmと近く、ビザ無しで観光できるからです。タイ北部を訪れる方は、時間があればチャイントォンまでの小旅行もお勧め。

┃タイからの旅行について

タイ国境のメーサイから、チャイントォンまで入域する事が出来る。移動はタクシーで約3時間〜3時間半。料金は300B-400B。
 
交通

アクセスは、タチレイから乗合タクシーで訪れる事が出来る以外は、飛行機での移動となる。タイから来ている人はタチレイ以外への移動は出来ません。

┃飛行機

料金表 価格 便数
Yangon $100-200 1日1-2便
Tachileik $86 1日1便

┃タクシー
タチレイから乗合タクシーで訪れる事が出来る。約4-5時間、$10程度。雨天の際は道が悪い為、もう少し掛かる。
ガイド付きタクシーでしか行けないという情報あり。

┃市内の移動
市内はそれ程広くないので、十分歩いて廻れる。
 
旅行

┃Maha Myat Muni - マハーミャッムニ
街の中心に建つ街の目印となっている大きな仏塔。

┃Kyaington Market - マーケット
周辺から多くの人が集まるマーケットです。民族衣装を来た様々な少数民族の人々が店を出して特産品や民芸品を売っていて、とても見応えがある。午前6時から12時ぐらいまでが賑う。
 
近郊

┃Mong La - メンラー
チャイントォンの東86kmにある中国国境の町。ここははっきり言って中国。ドルより人民元が流通する街は、カジノやゴルフ場があり、ミャンマー国内とは思えないリゾート地になっている。
街中至るにカジノがある。ただチャットが使えないので予めチャイントォンで中国元に両替するか現地で米ドルから中国元に両替する方が良い。(2004/9)

┃Loi Mwe - ルイモェー

チャイントォンから30km程、霧に覆われた山という意味のこの街は、海抜1,600mにあり、風光明媚な場所。またイギリス人居住地の名残を残す教会や建物も数多く見る事が出来る。周囲は少数民族が数多く暮らす場所でもある。
 
ホテル

┃高級

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┃中級

Kyaing Tong
ここでは最も大きなホテル。

┃エコノミー

Noi Yee Motel S $5- T $7-  (2010/10)
街の中心にあるリーズナブルなゲストハウス。藩王の屋敷を改装して作られた建物は趣がある。

Princess Hotel S $30- T $40-  (2010/10)
街中にある、チャイントンで最も良いホテル。

Sam Ywat Guest House
お薦めです。ホットシャワー、トイレ付きで$10。清潔で市場にも近い。オーナーは中国系の人でとても親切。ツアーの手配もしてくれる。ちなみに私は1日ツアーでガイド料+バイクタクシー代で$10でした。(2003/12)
 
レストラン

マウン ラフマ レー
店名はサインティーサインのヒット曲からもらったそうです。店主の姉さんは美人でなんと18歳。ティーサインが恋したラフ娘とオーバーラップしてしまいました。(2004/7)
 
ショップ

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トピック

┃少数民族
ここを訪れる大きな魅力は、周辺に暮らす少数民族。彼らの生活や文化に触れる事が大変貴重な経験となると思います。シャン族自体、タイ民族とほぼ同様の民族で、地域的にもタイの影響を受けていますが、民族ごとに独自の文化を持ち、そして、それを共存して暮らしている場所です。

アカ族、ラフ族、リショー族などは、チャイントォンの周辺に多く住んでおり、普段は普通の格好をしているが、祭りやお祝い事の際に民族衣装を着るので、そのカラフルな姿を見る事が出来ます。パラウン族は普段から民族衣装を纏い、トレッキングに参加するとその生活ぶりを見る事が出来ます。エン族は特に独特の文化を持ち、絶えず噛んでいるビターで歯が真っ黒で、女性は耳に大きなピアスをしている。他にも様々な民族が居ますがそれはぜひ現地で接してみて下さい。

┃トレッキング
周囲には山中に37の村落があり、シャン族の他、クン族、アカ族、ワ族、ルエ族、エン族、ラフ族、リショー族、パラウン族、アケ族などが住み、ここを訪れるトレッキングツアーが人気。ルートはいくつもあるので、自分の体力と興味のあるルートを選ぶ事が出来る。ぜひ少数民族の暮らしを覘いて見ましょう。
見所は山岳少数民族の村で遠近色々あります。中でもパラウン族の村は好感が持てました。近郊に(車で20分程)温泉があります。入浴は全て個室で、色々な部屋があり、料金は500Kから。市場は午前中のみですが大きくて賑やか。特に日曜日は近郊の少数民族が大勢来ます。空港は街中よりバイクタクシーで約10分、200K。(2003/12)

┃温泉
チャイントォン近郊には温泉があります。疲労回復と精力増進に効果があるそうです。トレッキングの途中でも寄る事が出来る。
チャイントォンの温泉は2か所有ります。お勧めはナウンパー門方面の新しい温泉、途中シャン族、パラウン族、アカ族の村を通ります。温泉は個室のおのおの浴槽にお湯をためて入る形式。温泉の後はビール!お店も5軒くらいあります。

┃クチコミ情報
周辺の民族の村を巡りました。アカ族、ヤ族、エン族、パラウン族との村を回り最後は温泉へ行きました。各村々では妹は子供達や村の女の子と仲良くなって優しくしてくれ、満足でした。昼ご飯もシャン式の弁当(葉に包んだもち米のおにぎりや天ぷららしきもの、花びらに包まれた肉団子みたいな揚げ物など)おいしかったです。(2003/9)

┃タチレイ-メンラー情報
5月末、メンラーまで行ってきました。まず、VISA ON ARRIVAL、結論から言いますと取れませんでした。理由はMTTのボスが、ヤンゴンでの会議の為不在だからという、笑ってしまいそうなものです。一人の人間に権限を持たせているあたり、なんともミャンマーらしいなという気がしました。5月19日の事です。ってことで、メンラーまではパスポート預けのEPで行って来ました。戻ってきた28日にはボスはいて、VISA ON ARRIVALは取得可能だったのですが、タチレイなどからのフライトは、チケットが取り難い、そしてこれからの季節は嵐が多い、という事で渋い顔をしていました。

┃移動
タチレイ-チャイントォン間の乗合タクシーの基本相場は300バーツ、2km程。(MTTのある若い女性は450Bでバスステーションまで10kmもあると言いますがウソ)。チャイトン-メンラーまでは7500Kです。しかし相手の都合によっては値切ることは可能。またトラックの荷台に乗って行けばチャイトン-メンラーを$4程で行けると言っている奴がいましたが、イミグレに行ったり、数箇所あるチェックポイントでの手続きを、滞りなくやれそうな奴等には見えませんでした。現在の状況では、乗合タクシーの利用が初心旅行者(私も含めて)には向いていると思いました。いずれも朝7時-8時位にバスステーションに行った方がよいように思います。昼以降になると、人数が容易に集まらない感じでした。

┃お金・両替
タチレイはバーツ、チャイトンはキップ、メンラーでは元が一番強い。両替についてはメンラーでの元への両替はヒドイという情報(1元=7Bとか)が一般的でしたが、そんな事も無いと思います。市場から坂を上がって左にまがった所にあるTHAI RESUTAURANTの看板を出した「三明飯店」では1元=5Bというレートでした。
タチレイでは国境を抜け、ぶつかる花壇のあるロータリーの南西のミュージックショップ、その何件か隣の景棟商店で4.9というレートでした。またチャイトンの大きな市場の中にも両替してくれる所がいくつかあり、そこもレートが超悪いという事は無いと思います。

┃戯れ言
タチレイ-チャイントォン-メンラーの三つの街は全然雰囲気が違うので、その激変ぶりは楽しめると思います。メンラー。玉石混交の中から女を選び、珍獣を食らい、銭を賭け、シャキで電球を撃ち落とす、噂通りのスゴイところでした。(sowhatさんより投稿頂きました)
 
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